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整体師になるには何を勉強する?知識だけでは身につかない整体の学び方

2026.10.19

整体師を目指している方の中には、「整体を学ぶには、まず何を勉強すればいいのだろう?」「筋肉や骨の名前をすべて覚えないといけないのだろうか?」と考えている方も多いのではないでしょうか。

特に未経験から整体師を目指す場合、身体についての知識がないことを不安に感じる方もいらっしゃると思います。

私は整体師として20年以上施術を行い、整体スクールの講師としても20年以上、未経験から整体を学び始める多くの方を指導してきました。

その経験から感じるのは、身体についての基礎知識を学ぶことはもちろん大切ですが、「知識を覚えること」と「実際に整体の施術ができるようになること」は同じではないということです。

整体師になるには、まず何を勉強すればいい?

整体を学ぶときには、身体の基本的な仕組みや筋肉、骨格、関節などについての基礎知識を学んでいきます。

しかし、最初からすべての筋肉や骨の名前を完璧に覚えていなければ、整体を学べないわけではありません。

整体を学ぶときには、
・身体の基本的な仕組み
・筋肉や骨格についての基礎知識
・姿勢や身体のバランスの見方
・施術の基本的な流れ
・手を当てる位置
・力を加える方向や力加減
・施術するときの立ち位置や身体の使い方
などを、知識と実技の両方から少しずつ身につけていくことが大切です。

未経験から始める場合は、一度にすべてを覚えようとするのではなく、実際に身体に触れながら知識と技術を結びつけていく方が理解しやすいと私は考えています。

健友館整体師養成所で講師から整体技術の実技指導を受ける受講生

教材で学んだ知識を、実技講習で実際に身体に触れながら確認していきます。

身体の知識を覚えるだけでは、整体の技術は身につかない

整体を勉強するというと、「解剖学や身体について詳しくなれば、施術もできるようになる」と思われるかもしれません。

もちろん、身体についての基礎知識は必要です。しかし私は、20年以上施術と技術指導を続けてきた中で、知識を持っていることと、実際に身体の状態を確認して施術できることは別のものだと感じています。

医療と整体では役割や目的が異なります。整体師が医師と同じように病気を診断するのではなく、整体師として身体の動きや姿勢、筋肉の状態などを確認しながら、施術に必要な身体の見方と技術を身につけていくことが重要です。

実際の整体の現場では、医療機関で検査を受けても痛みの原因がはっきりしなかったという方が来院されることもあります。

そのような場合も、整体師が病気を診断するのではありません。身体の動きや姿勢、筋肉の状態などを確認しながら、どの部分に負担がかかっているのかを考え、学んだ整体技術を使って施術していきます。

身体について「知っている」ことと、実際に「身体を見て、触れて、施術できる」ことは同じではありません。
整体師を目指すのであれば、基礎知識とともに実際の施術技術を身につけることが大切です。

整体の勉強は「覚える」だけでは身につかない

整体の技術には、文章や写真、動画を見るだけでは分かりにくい部分があります。

例えば同じ技術でも、手を置く位置が少し違ったり、力を加える方向が違ったりすると、施術の感覚は変わります。

また、腕の力だけで施術しようとするのか、自分の身体をうまく使って施術するのかによっても違いがあります。

整体技術を身につける基本的な流れ

① 教材で身体の知識や施術方法を学ぶ
② 実際に身体に触れてやってみる
③ 講師に手の位置や身体の使い方を確認してもらう
④ 間違っているところを修正する
⑤ 繰り返し練習する

この繰り返しによって、最初は分からなかったことが少しずつ身体で理解できるようになっていきます。

未経験からでも整体を学べる?

これまで多くの受講生を指導してきましたが、最初から整体や身体について詳しい方ばかりではありません。

むしろ、整体についてほとんど知識がない状態から学び始める方がほとんどです。

私自身も20年以上前、最初から現在のような知識や技術があったわけではありません。基本となる技術を学び、実際に施術し、分からないことがあれば教材を確認する。その積み重ねで技術を身につけてきました。

そのため、未経験だから整体師を目指せないということではなく、基本から順番に学び、実際に技術を繰り返し練習することが大切だと考えています。

未経験から整体師を目指すことについては、こちらの記事でも詳しくご紹介しています。

未経験から整体師になれる?知識ゼロから整体を学ぶときに大切なこと

健友館では自宅学習と実技講習を組み合わせて学びます

健友館整体師養成所では、写真教材や動画教材を使って自宅で事前に学習し、その後、実技講習で実際の整体技術を学んでいきます。

自宅では自分のペースで繰り返し学び、実技講習では講師が手の位置、力の方向、立ち位置、身体の使い方などを確認します。

自宅で知識や施術の流れを学んでから実技を行うことで、「教材で見ていたのはこの感覚なのか」と理解しやすくなります。

仕事を続けながら整体師を目指したい方にとっても、自宅学習と実技講習を組み合わせる方法は、現在の生活を続けながら学びやすい方法の一つです。

働きながら整体師の資格は取れる?仕事を辞めずに学ぶ方法

整体師の勉強は資格を取ったら終わりではない

整体の勉強は、資格を取得したらすべて終わりというものではないと私は考えています。

実際にさまざまな方を施術していくと、それまで学んだことだけでは判断に迷う場面や、改めて基本を確認したくなる場面も出てきます。

私自身、20年以上整体師を続けていますが、今でも施術をしながら考え、必要に応じて基本を見直すことがあります。

経験を積んだから基本が必要なくなるのではなく、経験を積んだからこそ、基本の大切さに改めて気づくこともあります。

整体師を目指すときには、「資格を取るために何を覚えるか」だけではなく、その後も使っていける基本的な技術を身につけることが大切だと思います。

健友館整体師養成所で講師の指導を受けながら整体の基本技術を学ぶ受講生

整体は基本を身につけ、実践と確認を繰り返しながら技術を高めていきます。

40代・50代から整体を学び始めても遅くない?

整体を学びたいと思っていても、「今から勉強を始めるには遅いのではないか」と年齢を気にされる方もいます。

しかし、整体は知識だけを一度に暗記するものではありません。自宅で学び、実技で確認し、繰り返し練習しながら少しずつ身につけていくことができます。

40代・50代から整体師を目指すことについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

50代から整体師を目指すのは遅い?現役整体師が実際の受講生を見て感じること

よくある質問

Q.整体師になるには、解剖学をすべて覚える必要がありますか?

A.身体についての基礎知識は大切ですが、最初からすべてを覚えている必要はありません。基礎知識を学びながら、実技と結びつけて理解していくことが大切です。

Q.整体について何も知らない未経験者でも勉強できますか?

A.はい。未経験から学び始める方がほとんどです。基本的な知識や施術の流れから順番に学び、実技を繰り返していくことが大切です。

Q.動画を見るだけでも整体の技術は身につきますか?

A.動画は施術の流れや動きを確認するのに役立ちます。一方で、手を置く位置や力の方向、力加減、身体の使い方などは実際に確認しながら学ぶことも重要です。

Q.整体師になった後も勉強は必要ですか?

A.実際に施術を続ける中で、新たに分からないことが出てきたり、基本を確認したりすることがあります。私自身も20年以上施術を続けていますが、現在でも基本を見直すことがあります。

整体を学びたい方へ

整体師になるために必要なのは、身体についての知識をたくさん暗記することだけではありません。

身体についての基礎知識を学び、実際に身体を見て、触れて、施術し、分からないところを確認しながら技術を身につけていくことが大切です。

健友館整体師養成所では、自宅での教材学習と実技講習を組み合わせ、未経験の方にも基本から整体技術を学んでいただいています。

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この記事を書いた人

健友館整体師養成所 越田

健友館整体師養成所 越田

整体師として20年以上、整体スクール講師としても20年以上、整体の技術指導に携わっています。これまで多くの受講生と接してきた経験をもとに、整体師を目指す方に役立つ情報をお伝えしています。

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